ケンマⅡ工法

★ 砂質・礫質・粘土質地盤

ケンマⅡパイル_04ケンマⅡパイル_05ケンマⅡ工法は、鋼管に2枚の半円状の翼を取り付け、回転貫入装置を備えたくい打ち機によって鋼管を回転させて地盤中に貫入し、これをくいとして利用する工法です。
くい先端部の加工は、指定製造会社で適正な品質管理下で製造され、品質の高いくい材の供給が可能となっている。
確実な打ち止め管理のもと地盤の支持力の確保を実現している。
本工法は、中~小規模建築物基礎を対象とした鋼管ぐい工法の開発を目的としたものであり、1つのくい径に対して、複数の翼部径を用意することで、設計荷重に応じた選択肢の広いくい設計を可能にしている。
さらに、くい先端部をピース化することで、材料コストの低減を図っている。
ケンマⅡ工法は、ケンマ工法(TACP-0520、0521、平成29年7月25日)で培った技術・実績をもとに、適用範囲の拡大を目指してくい径の追加を行って、新工法としたものである。
工法の詳細は “一輝株式会社様(ケンマⅡ工法)“のサイトをご覧ください。

支持地盤

■砂質地盤
(礫質地盤を含む)
■粘土質地盤

鋼管の寸法

φ101.6~φ406.4

拡翼径の寸法

φ250~φ1,000

先端N値

■砂質・礫質地盤
(10≤N値≤50)
■粘土質地盤
(5≤N値≤50)

最大施工深さ

52.8m以下

適用する建築物の規模

延べ面積が 500,000m2以下の建築物

TGパイル工法・TG-m工法

★ 砂質・礫質・粘土質地盤

TGパイル_01TGパイル工法(鋼管杭) は国土交通大臣により認定された工法です。また、TG-m工法(先端翼付き鋼管を用いた杭状地盤補強工法)は一般社団法人日本建築総合試験所によって建築技術性能が証明された工法になります。
この2つの工法は”タイガー産業株式会社様“によって開発されたものです。
 
施工は小型杭打ち機で、材料の搬入は小型トラックで可能。作業スペースを省スペース化できるため、狭小地の施工が可能です。(※ バックホー、建柱車等で施工可能な場合もあります。)
残土が出ないため残土処理が不要です。
独自形状の補強材先端翼が高い施工性と高い支持力を発揮します。
本工法は、鋼管の先端に独自形状の螺旋状の先端翼と掘削刃を有する杭状体を回転貫入する技術である。なお、本工法による地盤の鉛直支持力は、基礎底面下の地盤の支持力を無視して杭状鋼管の支持力のみを考慮することとしています。

TGパイル工法

支持地盤

■砂質地盤
(礫質地盤を含む)
■粘土質地盤

鋼管の寸法

φ139.8~φ318.5

拡翼径の寸法

φ350~φ800

先端N値

■砂質・礫質地盤
(5≤N値≤50)
■粘土質地盤
(5≤N値≤50)

最大施工深さ

130D以下

適用する建築物の規模

床面積の合計が 50,000m2以下の建築物

TG-m工法

支持地盤

■砂質地盤
(礫質地盤を含む)
■粘土質地盤

鋼管の寸法

φ89.1~φ165.2

拡翼径の寸法

φ240~φ400

先端N値

■砂質・礫質地盤
(5≤N値≤20)
■粘土質地盤
(5≤N値≤20)

最大施工深さ

130D以下(φ165.2は20m以下)

適用する建築物の規模

床面積の合計が 1,500m2以下の建築物(平屋に限り3,000m以下)